ビルケンシュトックのインソールはへこたれない。

ビルケンシュトック ロンドン

ビルケンシュトックのロンドンです。
厚手の一枚革で作られた、質実剛健を絵にかいたようなドイツ製の靴です。
1枚革とはいえ、柔らかく弾力のある革ではなく、張りのある、ある意味硬い革です。
ビルケンシュトックらしいボリュームのあるかわいらしい形状に成形された一枚革のアッパーに、ゴム製のフラットでシンプルなアウトソールが張り合わせてあり、独特の機能美を感じさせます。

とにかく、ビルケンシュトックが欲しかった。
ずっと気になっていたのは、外観だけでなく立体的な形状で足をサポートしてくれるフットベットに期待したからです。なにしろ私は偏平足。歩くと疲れやすく、疲れやすい足にはサポートが必要、ということでショップで見つけて衝動買いです。

写真は白ですが、当時履いていたのは黒色のロンドンでした。
今回は同時買いではありませんが、一人時間差で衝動買いです。試着の時からフットベットが固いなとは思っていました。しかし、フットベットはコルクと聞いていたので、履いていればそのうちフットベットのコルクが足型に沈み込んでフィットすると思っていました。

履き始めたころは慣れるまでの辛抱だと思っていましたが、いつまでたっても足に馴染んできません。調べるとコルクとラテックス(ゴム)を混ぜて成形しているようです。指で押したくらいでは柔軟性や弾力を感じることはありません。コルクそのものであれば弾力性があったと思いますが、コルクを砕いてゴム系の接着剤で固めていると思われます。元々の形状が足にフィットしている人であれば、それは足を支えてくれるサポートの役割をしますが、偏平足の私には無理やり土踏まずを持ち上げる異物です。

白色と黒色の2足を持っていたため、そのうちの一足を改造しようと考えました。フットベットを剥がして、柔らかいインソールを敷こうと思ったのです。
しかし・・・ビルケンシュトックは、フットベットの接着も強力でした。さすが質実剛健を絵にかいたようなドイツ製の靴。長時間履くのはあきらめて、近所用のサンダルとしてかかと部分をカットして、ボストンというモデルのような形にすることも考えたのですが、そのうちやろうと思っているうちに黒色の方はどこにいったか分からなくなりました。

ビルケンシュトック ポートランド

もう1足は、妻のビルケンシュトックでポートランドというモデルです。
妻は足が痛くなるようなことは全くなく、快適なようです。うらやましい。

ビルケンシュトックは、幅も2種類(レギュラー、ナロー)展開しているようですし、ソフトなフットベットの仕様もあるようです。フォルムがかわいいので、私の足にフィットするモデルがあれば、再チャレンジしたいと思います。
中でもアリゾナというモデル名のビーチサンダルはEVAというゴム弾性や柔軟性があり、軽量な素材なので私の足にも合いそうです。来年の夏はチャレンジだ。

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