こちらのトリッカーズは、タケオキクチのセールで発見しました。
シーズンごとにコレクションを展開するブランドだとセールに出ることがあります。特に靴はサイズ欠けが発生すると売りにくいので、最後の1足などはセールで売り切ることになるのだと思います。
ある意味売れ残りなのですが、そこはトリッカーズ。一目見ただけでトリッカーズとわかる存在感。よく見るフルブローグではなくプレーントゥというところにもひかれます。色も明るめの茶色で、マロン(栗色、トリッカーズでは赤茶色)でもなく、エイコーン(どんぐり色、トリッカーズでは黄色系の茶色)とも違うように感じました。フルブローグの黒は持っているので、むくむくと物欲が刺激されるのがわかります。
で、試着すると、脈が速くなって顔が紅潮して、いそいそとレジへ。いわゆる衝動買いですね。
写真を見ていただくと、タグが付いたままになっているのがわかるますよね。
また悪い癖で、履かないままでコレクションになりました。
こちらのサイズは、8(26.5cm前後)。トリッカーズの表記ではSIZE:8、FITTING:5でした。
オールデンが8で、このトリッカーズも8なので、同じサイズかというと実は違います。
オールデンはアメリカ製なのでUS8、トリッカーズは英国製なのでUK8です。
UK8はUS8.5と同じくらいで、オールデンのUS8よりも大きいはずです。
実際履いてみると、オールデンより大きいという感じはしませんでした。各メーカーの設定サイズにも違いがあるでしょうし、履く人の足の形にもよるのでしょう。
靴、特にドレスシューズを買うときは、試着で複数の靴を履き比べたほうが良いですね。
例えば、7.5と8と8.5を履き比べてみるとか。違うメーカーの靴を履き比べてみるとか。
私は、衝動買いが多く、ぴったりした靴を自分に合った靴と思い込んでいるので、結構失敗しています。
子供の大学入学式用のドレスシューズを買いに行ったときは、きちんと試着で履き比べて選びました。指1本の余裕があったらOKということではなくて、幅がきつすぎてもダメですし、足の形によっては、小指が当たるとか、くるぶしが当たるとかいろいろとチェックポイントがあります。自分で買うときは調子に乗って店員さんの意見など求めずに失敗するのですが、やはり店員さんの意見やアドバイスを聞くのも失敗を防ぐコツです。