中国出張、次回はこれを持っていくな!

中国出張で、これは持っていくなという物です。
飛行機に乗るときにはさみやカッターナイフなどの刃物は持ち込めません。しかし旅行先ではさみがあると便利です。服から糸が飛び出していたり、慌てて買ったシャツのタグを取るためだったり、意外と使うことがあります。
そこで調べると国土交通省の「機内持ち込み・お預け手荷物における危険物の代表例」に、眉毛などを整える小さなはさみは持ち込みOKと書いてあり、その後は出張のたびに持っていました。

いつも通り空港に行くと手荷物検査の時に、中国では小さなはさみも持ち込めないと言われました。以前は中国の国内線でもたまに目視確認されることはありましたが、持ち込みはOKでした。最近は厳しくなっているので、ここで処分するか荷物を預けるかどちらかにしてくださいとのことです。

上海に着いて飛行機の乗り換えがあるのですが、乗り換え時間は多少の余裕があります。処分するのも嫌なので荷物を預けることにしました。いつもはスピード重視で荷物は預けずに、キャリーケースとショルダーバックを機内持ち込みしていました。

日本からの出発は定刻通りでした。それが上海に到着してもすぐには乗客を降ろす気配がありません。私はエコノミークラスだったのですが、10分ほど経過するとエコノミークラスとビジネスクラスの仕切りのカーテンを閉めています。ビジネスクラスのお客さんは優先的に降ろすようです。それから1時間以上待たされました。状況を説明するアナウンスがないので、残されたエコノミークラスの乗客はざわついています。

その後のアナウンスと周りの乗客の話から、どうも飛行機は貨物用のエリアに到着したようです。結局1時間半機内で待たされました。移動用のバスに乗ってからもゆっくり走ったり、止まったりでさらに時間がかかりました。貨物用のエリアは空港の中でも入国審査をするターミナルからは離れたところにあるようです。

ターミナルに到着しましたが、今回は預けた荷物があります。乗り換えの飛行機のリミット時間が迫ります。すぐに荷物が出てくれば間に合いそうです。遅れる可能性もあるので、会社と現地の中国人スタッフに電話を入れておきました。

結局、広州行きの乗り換え便には間に合いませんでした。
南方航空のカウンターで、中国人スタッフに事情を説明してもらうと、東方航空の便に変更してくれました。確か68元くらいの手数料です。乗り遅れた時の救済措置で、協力関係にある航空会社の便に変更できるようです。本当に助かりました。
その日は広州で1社打ち合わせがあったのですが、キャンセルしました。午後4時に広州に着く予定が、実際に到着したのは夜の11時でした。ホテルに入ったのは0時を回っていました。夕方簡単な機内食を食べましたが、夕食抜きです。お腹がすきました。
中国出張にはさみは持っていくなというお話です。

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