思い立って防災。エスビットのポケットストーブはドイツ製。

10数年前に買ってそのままにしていた防災用品を引っ張り出しています。クッカーやシェラカップを買ったら次は火力が必要と思って、エスビットのポケットストーブを買っていました。固形燃料を使用する折りたたみ式のストーブです。パッケージを見るとドイツ製と書いてあります。調べると今でもドイツ製のようです。

使わずに置いていたのですが、今開けてみると固形燃料がそのまま入っています。パッケージには「固形燃料(アルコール系)」と書かれていますが、それが記憶に残っていて固形燃料は揮発して無くなっているかもしれないと思っていました。それが10数年たってもそのままの状態なので、備蓄用としても良くできています。見た目だけでなくちゃんと燃えるか今度確認してみます。

ポケットストーブはスタンダード、ミリタリー、ラージの3種類があります。スタンダードとミリタリーのコンロは同じで、ラージはそれらよりも大きいサイズのコンロです。
付属の燃料はスタンダードが4g×20個、ミリタリーは14g×6個、ラージは14g×12個という構成になります。私が持っているのは小さいコンロと小さい燃料の組み合わせのスタンダードです。

コンロの形状はフタ部分が2分割されており、それぞれが底面と連結されています。フタ部分を開くと底面が少し持ち上がり、底面のスリットから空気が取り込めて燃焼効率が良いようです。2分割されたフタ部分は開き具合により載せるクッカーやシェラカップに合わせることができるとともに、フタの面が火力を集めます。フタの面は風の流れを遮る効果もありそうです。収納時はコンロの中に燃料を入れてコンパクトにたためるため持ち運びしやすく、シンプルな形状のため故障する可能性が低いのでサバイバル用品としては優秀です。

防災用としては、どこで使うかも考える必要があります。基本的に屋外で使用するものでしょうから、優先順位も考えて使う可能性があれば持っていてよいと思います。体育館などに避難したり、家の中でしのげるのであれば使いにくいでしょうし、庭先で湯を沸かしたりするのであれば有効です。屋外で焚火をするときなどは固形燃料が火おこしようにも使えます。

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