同時2色買いを超えた、何枚でも欲しいメーカーズシャツ鎌倉。

メーカーズシャツ鎌倉のシャツが良いという評判を聞いて、東京のショップを訪れました。地方では入手できず、東京出張のついでだったので、興味津々で商品を見せてもらいました。もう10年以上前のことなので、どこの店舗だったかは忘れてしました。最初に買ったのは、白のレギュラーカラーのシャツでした。

生地は80番手双糸を基準としているようです。家に帰って袋を開けると、たたんだ状態のシャツは柔らかくてふんわりとしています。それに生地にツヤにがあり表面も少しつるつるしたように感じました。使う生地によって印象は変わるのでしょうが、最初に買った白とその後買った青(薄い青色)のプレーンなシャツの生地はそのような印象でした。

市販のシャツのパッケージを開けると、糊付けされたシャツがボール紙にしっかりと固定されていて、シャツ自体も硬い印象を受けることが多いのですが、メーカーズシャツ鎌倉のシャツは全く違う印象を受けました。

シャツの内側の縫い合わせた部分は巻伏せ本縫いという縫い方で、生地の切り口が表面に出ない丁寧な縫製がされています。また、ボタンも天然の高瀬貝や白蝶貝を使用した質感の高いものです。当時はどちらかだけを使っていたような記憶があります。

サイズバリエーションが充実していて、ネックサイズと裄丈の組み合わせで自分にピッタリのサイズがありました。実際に着てみても要所要所がぴたりと決まり、ストレスもないという快適な着心地でした。

その後、一度の3枚から5枚ずつ買い足していき、一番数が増えた時で30枚くらい持っていました。コットン100%でアイロンがけもそれなりに大変だったため、クリーニングに出していました。ボタンは天然貝のなので、ごくまれに割れたり、長期間使ううちに部分的に削れたりもしましたが、自分で取り換えながら使っていました。

何年も使うと、最初に襟の内側が破れてきました。他のメーカーのシャツは、袖口や襟先の色や模様が薄くなったりするのですが、メーカーズシャツ鎌倉のシャツはほとんどそのようなことがなく、傷んでくるとすれば襟の内側でした。

服が寿命になると分解して中身を見たりするのですが、メーカーズシャツの襟は接着芯ではなくフラシ芯と呼ばれる芯地が使われています。このような吟味された材料も着心地に影響してると感じます。

持っているメーカーズシャツ鎌倉のシャツも徐々に枚数が減っています。また、新しいモデルも出ているようですし、今後機会を見つけて、新しいシャツを追加しようと思います。

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