イタリアはナポリのシャツ工房「ルイジボレッリ」のシャツです。1枚が4万円程度するハンドメイドの高級シャツです。20年近く前でしょうか、Men’s Ex という雑誌をよく読んでいた時期で、落合正勝さんの「クラシコ・イタリア礼賛」などの著作を読んでいた時期です。
セレクトショップAでなぜか1枚だけ残っていて、なぜかサイズが私にぴったりで、なぜか当時3万数千円したものが7割り引きくらいになっていたものです。いつものように衝動買いをしてしまったのでした。
ファッションなので3年くらいで買い替えないと、古臭くなりますよ、というアドバイスはよく雑誌などで読みますし、同感なのですが、なかなかこういう良い素材で手仕事の入った服は捨てられません。
たまに着て、いつもの普段着用のクリーニングではなく、ちょっと良いもの用のクリーニングに出しています。当時の流行で、かなりボタンが厚いので安いクリーニング屋さんでは割れてしまわないか心配なのです。
シャツなので、セーターやジャケットと組み合わせることもできるし、形が古くなっても何か工夫できるかなと考えています。当時の思い出の品でもあるので、何年かたったらまた手に取って、当時の本を読み返したり、当時の写真を見返したりしたいですね。当時のMen’s Exなどの雑誌は処分してしまいました。私は雑誌が好きなので、取っておけばよかったと少しだけ後悔しています。