思い立って防災。ツェルトはテントのように使えるのに軽量・コンパクト。

これも10数年前に買った防災用品です。非常持ち出し用としては、ちょっと考えすぎのような気がしますが、テントのような使い方もできるツェルトです。要するにテントのように三角柱を横にした形になる布なのですが、その場合は底面の布はありません。ロープに掛けてテント状にして使ったり、そのままかぶって使うようです。10数年前の製品と今販売されている製品が同じとは思いませんが、アライテント製のライペンのブランドで販売されている、1~2人用のツェルトなので、今販売されている「スーパーライト・ツェルト1」と同じような仕様だと思われます。

「スーパーライト・ツェルト1」は設営時のサイズが幅90×奥行200×高さ90cmと1~2人で使うことができます。収納時は袋に入れて直径10×長さ10cmの円柱状になり、重量も280gと軽量コンパクトです。これだけコンパクトであれば持ち運びも楽で、いざというときは心強い装備となります。

非常持ち出し用としては、そのままくるまったり、レジャーシートのように地面や床に敷いて使うこともできます。自立はしませんがテント状になることから、体育館などの避難場所でも、中で着替えたり、ある程度プライバシーを守る用途にも使えそうです。

「スーパーライト・ツェルト1」は素材が28dnリップストップナイロンPUコーティングです。dnというのはデニールという単位で、9000mの糸の重量を表しています。9000mの糸の重量が28gということです。バッグなどにバリスティックナイロンが1050デニールとか1680デニールと表記されている物がありましたので、ものすごく細く軽い糸で作られた布ということがわかると思います。リップストップナイロンというのは裂けるのを防ぐために格子状に補強を入れたナイロンです。PUコーティングは表面にポリウレタンのコーティングをして防水性を高めています。要するに薄くて軽く、比較的丈夫な防水性のある布ということです。

10数年前に購入したツェルトはさすがにPUコーティングが劣化しているのか、少しべたつきを感じます。これはこれで別の用途を考えて有効に使いたいと思います。例えばベランダに置いている荷物の雨除けなどには使えそうです。

防災用品の見直しでは、再度ツェルトを候補に入れるかは迷うところです。ツェルトのように汎用性の高い大きな布か、ナイロンパーカーのように行動するときに邪魔にならないものかどちらかは入れておきたいのですが。

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