Leeのウエスターナーなのにコットンサテンではない。

松屋銀座の紳士服バイヤー、宮崎俊一さんは自力でイタリアから紳士服を調達するために、自腹でイタリアに出張するという熱意でその道を切り開いた方です。独学でイタリア語と英語を学び、実績を上げられて、その後はイタリアから生地を仕入れ縫製工場にスーツやジャケットなどの紳士服を作らせるという、一人商社のような仕事をされています。

その宮崎俊一さんには3冊の著書があります。

成功する男のファッションの秘訣60
(スーツの服選びの着こなし)

成功している男の服選びの秘訣40
 (カジュアルの服選びとコーディネイト〉

ビジネススーツを格上げする60のルール
 (バック、時計など小物選び)

その中で、「成功している男の服選びの秘訣40」に書かれていたLEEのウエスターナーが紹介されています。5ポケットのジーンズと同じような作りでコットンサテン生地のパンツです。履きこむほどに味が出て、サテン生地特有の光沢感が出てくるようです。

LEEのウエスターナーには興味はありながら、積極的に探してはいませんでしたが、店頭で偶然見つけました。3年ほど前、ラギットファクトリーというショップです。ホワイトとベージュがあったのですが、迷った挙句どちらも購入しました。いつものパターンです。

その時は気づきませんでしたが、ラギットファクトリーとLEEのダブルネームのウエスターナーはコットンサテンではありませんでした。ツイルのようです。これでは単にホワイトジーンとベージュのジーンズです。残念ですが、オリジナルよりシルエットがスリムなようですっきりときれいに履けます。

気を取り直して、宮崎さんの本をもう一度読み返そうと思います。統一された世界観でメンズファッション全般が語られているので、少し読んで共感できる方はとても参考になると思います。一度読んでみてください。

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