クールビズが始まってから、シャツの下に下着を着るか着ないかで議論が行われていました。雑誌やwebのファッション系のコラムなどで、いろいろな意見が出ています。
本来はシャツは下着なので、シャツの下にはさらに下着は着ないというのが正統派の意見です。こちらの立場では、夏でもジャケットを着て、ネクタイも締めるということになります。クーラーの効いた部屋で、という前提にはなりますが、外資系企業や、海外と取引のある企業はそのほうが良いと思います。
他の意見では、やはり日本の夏は亜熱帯なので、シャツの下の何も着ないと汗で大変なことになる。下着はOKではないか、というものもあります。
最近はファッション関係の方の中にもこの考えをおっしゃる方がいて、グンゼのシークという下着を推奨されています。シークという下着は袖や襟を縫製していません。袖や襟が切りっぱなしになっているのです。そのため、ベージュなどの色にするとシャツの下でも下着の色が目立たず、縫製部分が浮くなどのことがないので、下着を着ていないように見えるのです。
で、私も買ってみました。ベージュのVネックのシークを。
メリットは下着が見えないことです。デメリットはお腹周りが苦しいことです。シークのシルエットはタイトなようで、私の充実した腹回りには合いません。結局シークはあきらめました。やはりベージュというのもなんとなく抵抗があり、サイズが合っていなければ選ぶ意味がありません。
おしゃれなスタイルの良い方や普通の方にはお薦めです。
最近はユニクロも袖や襟を縫製していない下着を出しているようなので比べても良いかもしれません。
結局私は、半そでシャツの下に半袖か袖のない、白い下着のシャツを着ています。欧米に行くと白い目で見られるかもしれませんが、日本の中では許容範囲ではないでしょうか。不潔感が無ければ大丈夫。本当は誰も隣のおじさんを見ていません。