クロケット&ジョーンズのジョッパーブーツを買った店から1kmも離れていないセレクトショップが閉店セールをしていました。アパレルメーカーが自社ブランドだけではなくセレクトショップの形態で、いろいろなブランドの服を売っていました。
普段は買うものも決まっていないのにセレクトショップなど服屋さんにはいきませんが、セール時期は結構お客さんも入っていてにぎわっていますし、セール価格になっているので買いやすいので、気兼ねなく入れます。
この時は閉店セールでしたので、ショップの方もできるだけ売り切ってしまいたいようで、良い商品は単刀直入に教えてくれます。私も馴染みのあるブランドや聞いたことのあるブランドにはすぐ反応してしまいますので、すぐに試着です。
KENPEL(ケンペル)というドイツのワークウェアブランドの、コーデュロイのパンツを色違いで2本と、モールスキンのパンツを2本、こちらも色違いで買いました。
何日かして改めていってみると、今日で閉店ということでした。時間もあったのでじっくりと見せてもらいました。いいものがまだ残っているのですが、サイズが合うものが少なくなっています。
前に来た時に、気になっていた服がまだ残っていました。グローバーオールのダッフルコートです。高そうに見えたので、この前はよく見ていませんでした。肉厚のメルトンで裏地はチェックです。トグルはプラスチック製のように見えます。トグルというのはダッフルコート特有のボタンで、木や水牛などの角でできていることが多く、トグルと対になったループ状の革ひもなどに引っ掛けて止めるようになっています。手袋をしていても止めたり外したりできます。
ダッフルコートは自分に合うサイズが残っていました。ネイビーブルーもグレーの2色がありました。どちらも試着しましたが、甲乙つけがたく、迷いに迷っていました。
お店の方に価格交渉をすると、快く対応していただけたので、結局2着買いました。
ダッフルコートはその10数年後に子供が着ることになりました。ダッフルコートを着ていると寒さ知らずで、風邪をひくことがなくなりました。さすが北欧の漁師が着ていたとされるワークウェアです。グローバーオールなので英国製ですが。
冬になるとショップにはコートが並びます。最近はチェスターコートを多く見かけましたが、大手のセレクトショップには、グローバーオールのダッフルコートも置いてあることがあります。今年はどんなコートが並ぶのでしょうか。