展示会から帰ったら、ピックアップした会社や商品をどのように扱うか検討します。会社であればコンタクトをとって会社訪問させてもらう、商品であれば見積もりを取ってサンプルを依頼し、発注の検討をするなどです。
それらの検討のために展示会場で入手したカタログ等の資料やメモ、デジカメの写真をまとめます。既存の取引先であれば、見積もりやサンプルを依頼すればよいのですが、新規の会社であれば、その会社に対してどのようなアプローチをするか検討する必要があります。
最近始めた新規の会社の資料のまとめ方です。
・名刺をコピーします。
・メモをコピーします。
・デジカメの画像を小さいサイズで印刷します。
それらを会社ごとにはさみで切ります。
A4のコピー用紙に会社ごとに名刺・メモ・写真を貼ります。
これで会社ごとにA4の紙1枚にまとまった資料ができました。
そこにまずは、自分にわかりやすく住所を書きます。上海なら上海、シンセンならシンセンと書いて、大まかに地区がわかるようにします。これは今後会社訪問するときにまとめるためです。
現地でのメモは不十分なことが多いので、できるだけ記憶が新鮮なうちに書き足していきます。ロット500個と書いていても、現地でコンテナ単位で出荷と聞いていればそれを書き足します。単語だけ書いていて後で読んでも意味が分からないことがありますので補足説明を書き足します。また、ブースや担当者の雰囲気や、商品についての印象なども写真を見ながら書き足します。カタログに載っていることを書き足しても良いです。会社の設立年度や会社の規模がカタログに書いている場合もあります。
ここまでやっておくと、そのあとの作業が進めやすくなります。
それらのA4資料をパラパラと見ながら、作戦を考えます。
展示会の印象と実際の会社や工場の実態は違いますので、展示会場だけでは新規の会社との取引はできません。会社訪問したほうが良い会社は、地区ごとに分類して現地の中国人スタッフに訪問予定を立ててもらいます。
先に見積もりを取ったり、サンプルを見たい商品も、スタッフに連絡して確認してもらいます。3日間歩き回った展示会も、成果を上げないと意味がありません。とりあえず数時間の作業で次の段階に進めます。